九州中央77とは

「九州中央77」とは、九州の中央に位置する35市町村の連携協議会である「九州中央地域連携推進協議会」のことで、「77」とは発足当時の市町村数を表したものです。
当協議会は、九州中央地域の産業経済、教育文化、保健福祉、生活環境等の分野において多面的な交流・連携を図るとともに、交流ネットワーク基盤の整備を促進することにより、地域特性を活かした圏域の一体的な振興整備に資することを目的として発足し、この地域の魅力をより多くの人に伝えるため、毎年「九州中央77スタンプラリー」を実施しています。

設立の経緯
  • 平成7~8年度 九州中部地域整備計画調査

    国土庁調整調査費により、農林水産省、林野庁、通商産業省、運輸省、建設省の5省庁及び熊本・大分2県は、阿蘇・竹田地域等を中心とする中山間地域の活性化に向けた地域整備計画調査を実施した。この調査では、「地域の抱える様々な問題について地域の意見を聞き、かつ同時に議論できる場を作り、また、取り組み可能なものについてはすぐ5省庁及び県で取り組もう」ということを、アウトプットの一つとした。

  • 平成9年3月27日 「九州中央地域における横断方向の連携を考える懇談会」

    ・呼びかけ人:延岡市長、竹田市長、矢部町長
    ・参加市町村:42市町村
    ・後援:九州運輸局、九州地方建設局、第四港湾建設局、九州通商産業局、九州農政局、九州電気通信監理局、熊本県、大分県、宮崎県

九州中部地域整備計画調査を受け、同様の課題を抱える隣接する宮崎県も加えて、国と3県が足並みをそろえた支援のもと、熊本県久木野村で懇談会が開催された。その中で、広域であっても定期的な意見交換の場を持つことの重要性の確認と協議会結成の提案がなされた。

  • 平成9年8月1日 「九州中央地域連携推進協議会設立総会」

    ・呼びかけ人:延岡市長、竹田市長、矢部町長
    ・構成市町村:熊本・大分・宮崎県77市町村
    ・顧問:九州運輸局、九州地方建設局、第四港湾建設局、九州通商産業局、九州農政局、九州電気通信監理局、九州郵政局の5省7局の局長、 及び熊本県、大分県、宮崎県の3県の知事

九州中央地域の産業経済、教育文化、保健福祉、生活環境の分野において多面的な交流・連携を図るとともに、交流ネットワーク基盤の整備を促進することにより、地域特性を活かした圏域の一体的な振興整備に資することを目的として、本協議会が設立された。

九州中央77の市町村紹介